編み物が好きな人も、これから始めてみたい人も、編み物の世界をもっと深く味わえるエッセイを探しているなら、群ようこさんの『毛糸に恋した』はぴったりの一冊です。
私は小学生のころから毎年編み物を続けてきましたが、この本には、そんな私でも新しく気づかされることがたくさんありました。毛糸の種類や素材の違い、編み方の工夫、世界中の作品との出会いなど、読みながら「編み物ってこんなに面白いんだ」と感じられる場面がいくつもあります。
SNSやYouTubeに情報があふれる今こそ、“考えて編む時間”の豊かさを思い出させてくれる一冊です。編み物がマンネリしている人も、これから挑戦したい人も、きっと編み物がしたくなりますよ♪
「毛糸に恋した」とは
- 作者:群ようこ
- 出版社:幻冬舎
- 発売年:1997年
- 【幻冬舎公式サイトより引用】「世界にたった一つが手作りの醍醐味。編んで楽しい、着てもっと楽しい──。」
こんな本
編み物好きの著者から、編み物の楽しさや奥深さを教えてもらえる一冊です。 毛糸を編んでいくこと、素材の違い、色の組み合わせ……“編み物”という世界には、さまざまな要素が詰まっていることに気づかされます。
読み進めるほどに、じわじわと編み棒を動かしたくなる気持ちが湧いてきました。 まだ自分が知らなかった編み物の深さや面白さにも出会える本です。
編み物に少し飽きてしまう時があれば、また読み返して編み物ライフを続けたくなる、心強い相棒のような一冊でした。
編み物ブーム?

2025年は“編み物ブーム”と言われていて、SNSを開けばたくさんの情報が流れてきますよね。
とはいえ、私は小学生の手芸クラブの頃から、毎年冬になると編み物をする生活を続けてきました。 (母が父に編んだセーターを着て大学生活を送っていたくらい、編み物は身近な存在でした…!)
そんな私にとって「編み物ブーム」と言われてもあまり実感がなかったのですが、今年もいつものように冬の編み物を始めてみたら、その情報量の多さにびっくりしました。
せっかくなら、今まで通りの編み方だけでなく新しい情報も取り入れてみたい。 そう思って本を探していたところ、このエッセイに出会いました。
YouTubeを見てそのまま作るのも楽しいけれど、本や雑誌を読み、編み図を追いながら試行錯誤する時間はやっぱり特別。 編み物の醍醐味は「考えること」。失敗も含めて、手を動かしながら形になっていく過程が本当に楽しいんですよね。
この本を読んで、もっといろんなものを作ってみたくなりました。
読めば、編み物の奥深さがわかる!

「自分にもできるのかな…」という不安はあるけれど、挑戦したくなる。
編み物が特別な技術ではなく、日常生活の中に溶け込ませることができる。そんな世界にどっぷり浸かれる本。知れば知るだけ、奥深さを感じ、一刻も早く経験を積みたい…!と思い始めている自分がいます。
読んでいるうちに“やるしかない”という気持ちが湧いてきました♪
素材を知るとアイディアが広がる

本の中には、国やメーカーによって本当にさまざまな毛糸が存在していることが紹介されています。 毛糸って、細分化するととんでもない種類があって、そこに編み棒や編み方の組み合わせが加わると、編み物の可能性は一気に広がります。
組み合わせを考えれば、色も風合いも無限大。
今は編み図を見て編んだり、YouTubeで真似すれば同じものが作れることもあります。 でも「自分だけのオリジナル作品を作りたい!」と思った瞬間に必要になるのは、技術だけでなく素材の知識や経験なんだと気づかされます。
でも、それが楽しいんですよね^^
パキッとした色のアクリル毛糸でつくる小物もかわいいし、アルパカ毛糸で編むマフラーやセーターにも憧れます。 この前、地元の手芸屋さんでイタリアの糸を見つけたときは思わず手に取ってしまいました。 シンプルな毛糸と引き合わせるだけで、まったく違う表情の作品になる。 そんな“素材の組み合わせ”を想像するだけでワクワクします。
編み直す自由、作り変える自由
私が編み物で好きなところの一つが、「ほどいて編み直す」「別の形に作り変える」という自由さです。 この本にも、お父さんのセーターが弟の毛糸のパンツに生まれ変わるエピソードが出てきて、編み物って本当に“循環する手仕事”なんだなと感じました。
私も、途中まで編んだものをほどいて一からやり直すことがよくあります。 “失敗してもやり直せる”って、編み物のいいところ。 気合いを入れすぎず、進んだり戻ったりしながら続けられるんですよね。 この自由さがあるから、気軽に挑戦できるんだと思います。
作品づくりのヒントは世界中にある

この本を読んで、「海外の作品にも目を向けてみたい」と思うようになりました。 当たり前だけど、世界中に編み物をしている人がいて、そこにはまた違う発想や模様があります。
作者は海外の雑誌を眺めながら、自分の持っている模様編みの本やスクラップの中から似ている模様を探して編むそうです。 アイディアのもらい方って、本当にいろいろあるんだなと感じました。
言葉がわからなくても、写真や模様だけで「どう編むんだろう」と想像がふくらむ。 編み物は、模様と構造でつながれる“世界共通語”みたいな手仕事だと思います。
「毛糸に恋して」を読んでみた、まとめ。
- 読むと「編み物したい!」という気持ちが自然に湧いてくる
- アイディアがどんどん広がる
- 素材・技法・文化を知るほど奥深く、難しさも見えてくる
- それでも「まずはやってみよう」と背中を押してくれる本
読み終えるころには、編み物の時間がまた楽しみになる一冊でした。
編むことも、学ぶことも、これからもっと楽しんでいきたいと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました!
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