給食が食べられなかった私が、給食を克服した5つのステップ|不登校体験談

給食の時間が近づくと、胸がぎゅっと苦しくなっていたあの頃。

匂い、音、まわりの空気——全部がこわくて、食べることができませんでした。

でも、少しずつ「食べてみようかな」と思えるようになって、 今では「おいしい」と感じられる瞬間も増えてきました。

このブログでは、給食が食べられなかった私が、 自信を取り戻していった5つのステップをまとめました、

「給食が食べられない」

「できるようになりたいのに、不安がある」

こんな悩みを抱える誰かの、小さなヒントになったら嬉しいです。

給食が負担だった時期がある

学校に通っていた頃、給食がとても負担だった時期がありました。

もともとは給食が好きでした。

でも、ある時から給食の時間が近づくと、心がざわざわして落ち着かなくなる。 そんな日々が続いていました。

給食の匂いが校舎に広がってくると、胸がドキドキして、いや~な気持ちになっていました。

「もうすぐ給食だ…」と思うだけで、心がざわついて、逃げ出したくなるような気持ちになることもありました。

“心配ごと”が多すぎた

給食に関わる心配事がたくさんありました。

 お腹が減っていなかったらどうしよう

 全部食べられるかな

 時間内に食べ終われるかな

 残したら何か言われるかも

 食べ過ぎて気持ち悪くなったらどうしよう

 吐いちゃったらどうしよう

 近くの友達の具合が悪くなったらどうしよう

こんなふうに、給食の時間が近づくたびに、いろんな不安が頭の中をぐるぐるしていました

そのほかにも学校はしんどいことがいっぱいでした。その話はこちら↓

【不登校の理由】学校ってしんどいよね?|私が感じてた“しんどさ”の正体

給食までの道のり

給食が食べられなければ、学校に一日いることは難しいですよね。

もともと私が学校の給食が大好きなタイプでした。

そのため、学校の先生方のサポートを受けながら、

少しずつ、給食にチャレンジしていくことになりました。

以下のようにスモールステップで進めていきました!

1.給食の前の時間まで学校にいる練習

 朝から登校せず、3・4時間目から学校に行くようにして、給食の匂いや雰囲気に少しずつ慣れていきました。

給食への恐怖心があった私は、給食の匂いやお昼の雰囲気がダメだったので、

まずはその時間に学校にいることを練習しました。

2.献立表を見る習慣

 「みんなこんなものを食べているんだな〜」と、給食への意識を持てるように、献立表を眺めるようにしました。

  その献立の中から、パンだけ、牛乳だけ、みかんだけ…「これなら食べられるかも」と思えるものを探してみました。

3.校長先生の給食タイムを観察

校長室で校長先生が楽しそうに給食を食べている様子を見学させてもらっていました。

先生とおしゃべりしながら、給食を見ていたら、

「ちょっと美味しそうかも」と思えるようになってきました^^

4.食べられるものだけトレーにのせる

 トレーに全部のメニューをのせず、

自分が食べられそうなものだけをトレーにのせてもらいました。  

 一口しか食べられない日もありましたが、保健室の先生と

「食べられたね!これ美味しいね!」

とやりとりしたことを覚えています。

5.徐々にメニューを増やす

パンが食べられるようになったら、

スープも一緒に…と、少しずつ食べられるものを増やしていきました。

こうして少しずつ自信を取り戻していきました。

校長室から始まった、給食へのチャレンジですが、

最終的には教室でみんなと一緒に給食を食べれるようになりました!^^

私が学校に行けるようになったときの話はこちら↓

不登校からの復帰。その生活を支えた5つのこと【不登校体験談】

スモールステップが自信につながる

 給食が怖かった私が、少しずつ「大丈夫だった」と思えるようになったのは、

スモールステップで対応してもらえたから。

できることを少しずつ増やしていくことで、自信につながっていきました

私は学校が怖くて、不安だらけでした。

 でもこうして先生方にサポートしてもらってできることを少しずつ増やていくことができたんです。

 本当に手がかかるタイプでした。感謝しております!

今、不安なことがあるひともいるかもしれませんね。今の自分ができることを見つけてそこから始めてみるのはいかがでしょうか?

まずは少しずつのチャレンジが必要!

あぱち
あぱち

一番好きな給食はチリコンカーン!家でもよく作るメニューです^^

毎日、給食がある学校って偉大ですよね~

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