教養のある大人になりたい私の読書感想文
今月は、なんといっても「赤毛のアン」を読んだことが一番の経験!
教養深い人を目指している私としては、様々なジャンル&歴史がある名作も読んでいこうと思えました!
それでは私の読書感想文スタートです^^
こんな私におすすめの本があれば、ぜひコメントで教えてください♪
先月の読んだ本はこちら↓
小説~言葉があれば、どんな世界も描ける~


時計館の殺人 上下 新装改訂版/綾辻行人(講談社文庫/講談社)
楽しみにしていた館シリーズの5作品目!
タイトル通り、今回の事件のポイントは【時間】。あらすじからは予想できないトリックがありました。
時間について考える時間になりました。上下巻で長かったけど、サクサク読めました!
読後には国立科学博物館まで時計を勉強しに行ってきました!
詳しい読書感想はこちらをご覧ください↓
13階段/高野和明(講談社)
刑法や裁判に興味がある私としては、面白くてサクサク読み進められました。でも結末まで読むと、胸の奥にずっしりと重いものが残っています。
「刑罰は被害者のためにある」とは考えたことがありませんでしたが、それは自分が被疑者の立場になったことがないから言えるのだと思います。立場が変われば“正義”の形も変わります。
自分に思いがあるように、相手にもまた思いがある。その当たり前を忘れないようにしたいと思いました。
ただ、現実には「そんな理屈を言っていられない場面」が数多くあることも容易に想像できるんですよね。
読み終えてからも「この後、それぞれの人生はどうなったのだろう」と気になってしまいます。読了後にも考え続けさせられる一冊でした。
クリスマスとよばれた男の子/マット・ヘイグ(西村書店東京出版編集部)
クリスマスが大好きなので、クリスマスの準備として!
児童書コーナーでたまたま出会ったのですが、読んでみると心に残る言葉がちりばめられていて、自己啓発のような気づきが多かったです。
「魔法のある所には、必ず道が開ける」
「信じたとき、実現する」
「まずは自分自身が幸せでいること」
「いつも陽気にしていること」
季節を感じる読書をしながら、気づきを得られる読書っていいですね~。
赤毛のアン〔改訂〕/モンゴメリ(新潮社)


ようやく読み終えることができました…!
一つ一つの表現がとても丁寧で、知らなかった言葉や表現に触れることができました。歴史ある名作を読むと、自分の感覚が変わっていく感じがするような…しないような…
(その分、難なれない文章で読み終わるまでに時間がかかりました~)
それから、小さいころに読書に夢中になっていた感覚を思い出しました。
わかりやすく伝えてくれる自己啓発も好きだけど、ただただ読み進めて物語が進んでいき、主人公を友達のように身近に感じて、興味を持っている感覚が懐かしかったです。これが、「私の思う読書」だと思いました。
「読書している」と、一言で言ったとのしても、その世界は本当に広く、さまざまな世界が広がっているのだと改めて思いました。
シリーズ11まで続くので、一日一章ずつ夜のルーティーンに組み込んでいきます。
「紫色の花をつけたライラックのむせるような甘い匂いが朝風に乗って、下の庭から窓辺に漂ってきた。」
「家へ帰るって、うれしいものね。自分の家ときまったところへかえるのはね。」
「一日一日と重なってゆく日々は一年と名付けられたネックレスに連ねられた、黄金の玉のようにもアンには思われた。アンは幸福だった」
当たり前になってしまっていることこそが幸せだと実感できました。
この先、どんな物語が続いていくのか楽しみです。アンがさまざまな刺激をまっすぐに受け止める姿に共感しましたし、少しずつ関係が広がっていく様子もとても素敵でした。
西の魔女が死んだ/梨木香歩(新潮文庫/新潮社)
不登校に関する物語だと知って手に取った一冊です。ずっと知ってはいたけど、なかなか読むに至らず、ようやく!
おばあちゃんの家で自然に囲まれて暮らす様子に、憧れます。
朝起きてお茶を用意しながら自然の変化を見つける――
足で踏んでシーツを洗濯してみたいな、とも思いました。
規則正しい生活や、一つのことを継続して取り組むことの大切さが描かれていて、
「自分で決める力」
「それをやり遂げる力」という言葉が心に残りました。
「自分に必要な情報を自分から取りに行くこと」
「自分の欲しいものを具体的にイメージすること」の大切さも教えてくれます。
おばあちゃんに「ずっとここにいてもいいんですよ」と言われたとき、主人公はきっととても嬉しかっただろうな。
そして「外からの刺激は受け流す。ただこうべを高くあげて、自分が楽に生きられる場所を求めたからといって後ろめたく思う必要はない。シロクマが南極で生きていることを誰も責めない」という言葉には深く考えさせられました。
ただ、不登校のときにこの本を読んでいたとしても、きっと理解できなかっただろうと思います。今だからこそ、心に響くものがありました。
自己啓発~いろんなところへ行きたい!~


移動する人はうまくいく/長倉顕太(すばる舎)
「何か」よりも「誰か」が重要であること、人柄や非生産的な時間を大切にしてよいのかもしれない、という点は印象に残りました。また、「自分の当たり前を破壊していくことで覚醒する」という言葉には共感!
ただ、今の私がすぐにこの本のことを再現できるかと言ったらそれはできないなと思います。したいと思っても環境的に難しい人も多いかもしれませんね。
なので私はこの本から「刺激」というキーワードをもらい、読書や映画、人との関わりなどの刺激に注目しようと思います。生活の中の刺激に注目する感覚を研ぎ澄ましてみます。
移動とは直接関係のない話題があったり、偏りを感じる部分もありました。
普段なかなか出会えない人の考えをじっくり聞ける読書ってやっぱりすごい!
エッセイ~日常の小さな幸せを見つける~


すーちゃん/益田ミリ(幻冬舎)
結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日/益田ミリ(幻冬舎)
すぐに読み終えられて、癒されるけど考えさせられる本。忙しいけど、本を読みたい方へおすすめ!
いろんな立場や考え方、環境があるんだとハッとさせられる。自分の今の状態が当たり前になってしまわないように気を付けないといけませんね。
読んでたら、自分の一人暮らしの部屋が懐かしくなりました!なので、当時使っていた机を部屋に出して、床に座って日記書いてみたら、いい感じです。懐かしい&リラックスできる。
2人暮らしでも、家族に合わせすぎなくてもいいですよね。
わたしの日曜日/杉浦さやか(角川書店)
生活のモチベーションが上がって、気分がよくなる本!
かわいいイラストと、素敵な過ごし方に触れて、癒されます。
「これ、やってみよう!」って思えることがいくつもあって、再限度が高い作品!
ここからさっそく、【桃のフレンチトースト】を作ってみました。おいしかったなぁ^^
学んだことをまとめると→何気ないことをじっくりしてみたり、頑張ってみたり、のんびりしてみたりして、ちょっとした変化を作ることでワクワクの日曜日を!
11月の予定
読書計画は以下の通りです!
①アンの青春/モンゴメリ・村岡花子
②黒猫館の殺人/綾辻行人
③教養を深める/森本あんり
④小さい時から考えてきたこと/黒柳徹子
⑤こころ/夏目漱石
歴史がある本を読むということで【⑤こころ/夏目漱石】を読もうと意気込んでおりますが、果たして私は読めるのか!?
11月も読書ライフを満喫していきたいと思います♪


ここまでご覧いただきありがとうございました!
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