読書に集中できないあなたへ|年間100冊読んだ私の小さな工夫

「読書を始めても、なかなか集中できない…」

「読みたい気持ちはあるのに進まない」

「読んでいるのに、内容が頭に入っていない」そんな悩みを持つ人は多いと思います。

私も以前は月に2冊程度しか本を読めませんでした。ところが、今年は様々な工夫を重ねた結果、100冊以上の本を読むことができました。
この記事では、私が読書を楽しみながら集中するためにしている工夫を紹介します。充実した読書Lifeを目指しましょう!

読書中に集中できなくなる要因

本が読めないのはあなたのせいじゃないです。

私は幼いころも読書をしていて今では年間100冊読めるようになりました。それでも全く本が読めないときが来ることもあります。その中で気づいた読書できない原因を考えてみました。

自分の能力不足や経験不足ではなく、外的な要因が大きく関わっていることが多いんです。

気持ちが落ち着いていない

心がざわついていると、文字を追っても内容が入ってこないんです。心配ごとや、お腹がすいている・寒い暑い・服がチクチクするなど、小さな不快感が集中を邪魔することもあります。

読書よりも楽にできることが多い

スマホや動画のように、すぐ刺激がもらえるものが近くにあると、ついそちらに流れてしまいます。気づいたら何時間も経っていた…なんてこともあります。

読書モチベーションの低下

なんとなく読むだけだと集中しづらいんです。「読みたい」という気持ちが弱まると、読書時間の満足度も下がってしまいます。

ではここからは、読書に集中するための工夫を 「すぐにできること」「少し準備が必要なこと」「時間をとって考えてみること」 の3つに分けて紹介していきます

ちょっとやってみようかなと思えるものがあれば、ぜひ気軽に試してみてください。

すぐにできる!【読書に集中するための工夫】

テレビや動画を消す

まわりには、意外と集中をじゃまする刺激が多いんですよね。 読んでいるつもりでも、音や映像があるだけで気が散って、内容が頭に入ってこないこともあります。

少しでも集中しやすくするために、音が出るものや動いているもの、映像は思い切ってオフにしておくと、読書の世界に入りやすくなります。

(だが、消すときはちょっと勇気がいる笑)

もうちょっと読みたいな~ってところで一度本を閉じる

キリのいいところで終わるのも気持ちいいんですが、次に読み始めるときになかなか読み始められないことがあります。 そのまま読了できずに放置…なんてことも。

「あ〜続きが気になる…!」という少しモヤっとするところで一度やめておくと、次に開いたときの入りがとてもスムーズです。 読み始めるハードルが下がって、読書のリズムも整いやすくなります。

ちょっと準備する!【読書に集中するための工夫】

気になること・調べたいことはすぐに紙にメモ

知らない言葉を調べたり、思いついたアイデアを検索しているうちに、気づけばSNSや動画を見ていて時間が過ぎていた…そんな経験、ありますよね。 それを防ぐために、ここはあえてアナログでいきます

メモ帳とペンだけを手元に置いて、あとで調べるリストをつくっておくスタイルです。 多少わからない言葉があっても、そのまま読み進めてしまって大丈夫なことがほとんどですし、読書の流れも止まりません。

タイマーで時間をはかる

時間に締め切りがあると集中できるのは、私だけではないはずです。 「30分だけ読む!」とタイマーをセットするのもいいですし、ストップウォッチで「何分読めたか」をはかるのも気持ちが乗ります。

最近は、カウントダウンもカウントアップもできるタイマーを買ったんですが、これがすごく便利でした。 一日の読書にどれくらい時間を使っているかもざっくりわかるので、たくさん読む方にもおすすめです。

(この時もスマホのタイマーを使うと、SNSに流れる危険があるので、タイマーを用意することをお勧めします。)

飲み物や食べ物を準備する

これは気分を整えるための大事な準備です。 ホットコーヒーの香りで落ち着いて、湯気を眺めながら気持ちを整えて、そのまま本を開く…そんなルーティンにしています。

食べたいお菓子と、それに合わせたドリンクを用意しておくと、「読書やっぱやめようかな」がなくなります。 作品に合わせてお菓子を選ぶ時間も楽しいんですよね♪

時間をとって準備をする【読書に集中するための工夫】

読書環境を整える

自分がワクワクできる環境をつくると、読書の時間がぐっと楽しくなります。長時間座れる椅子や、たくさん収納できる本棚、飲み物やおやつを置ける小さなスペース、あったかいブランケット、リラックスできるルームウェアなど、心地よさを感じるアイテムをそろえてみるのもおすすめです。

何をするにも“形から入る”のは全然ありです。自分の読書モチベーションが上がる仕掛けを、気軽につくってみましょう。

(私は、キャンプ用の椅子にお気に入りの布をかけてソファ代わりにしたり、100円ショップで飲み物置き場を作ったりしました。少ない予算でも工夫できることはたくさんあります。)

読書の目的を考えてみる

日常的に読書をしていたとしても、読書は体力も時間も必要で、自分の意思がないと続きません。そんなときに読書生活を支えてくれるのが「読書の目的」です。目的がないことを継続するは難しい。自分が読書に何を求めているのか、一度時間をとって考えてみませんか?

小説を選ぶときは、「どんな時間を過ごしたいのか」を考えてみると、知らなかった本にも出合えます。

例えば…↓

  • ドキドキする刺激が欲しい?
  • ほっこり癒されたいの?
  • あえて悲しさを味わいたい?

自分の気分やなりたい姿に合わせて選ぶと、物語との距離がぐっと近くなります。

一方でビジネス書は、もう少し具体的に考えてみると選びやすくなります。

  • 今の自分に足りないものは?
  • 必要な知識は?
  • モチベーションは足りてる?

仕事の進め方、人間関係、文章力、お金の知識など、伸ばしたいポイントが明確になるほど、本との出会いもスムーズになります。

まとめ

読書に集中できないときは、「自分の努力が足りないからだ…」と落ち込みがちですが、実は外的な要因が関わっていることがほとんどです。気持ちが落ち着かない日もあれば、スマホの誘惑に負ける日もあるし、そもそも“読みたい理由”がぼやけていることだってあります。

でも、ちょっとした工夫で読書のリズムは取り戻せます。 テレビを消す、メモを用意する、飲み物を準備する、環境を整える、目的を考えてみる…。どれも今日から気軽に始められるものばかりです。

読書は「うまくやらなきゃいけないもの」ではなく、自分のペースで楽しめる時間です。 あなたの読書Lifeが、もっと心地よく、もっとワクワクするものになりますように

気になった工夫があれば、ぜひひとつだけでも試してみてください。 その小さな一歩が、読書の世界をぐっと広げてくれます。

あぱち
あぱち

ここまでご覧いただきありがとうございました!

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