先日、原田ひ香さんの講演会に参加しました!
「せっかくだから作品の世界をもっと知りたい」と思い、2週間で11冊を一気読み!1人の筆者の作品をまとめて読むことで、原田ひ香さんの世界にどっぷり浸ることができました♪
この記事では、原田ひ香作品を11冊読んで感じたこと・考えたことや、個人的におすすめしたい作品3選をまとめています。 ネタバレはしないので、これから読む方でも安心して読める内容です。あくまで“私がどう感じたか”を中心に書いているので、気軽に読んでもらえたらうれしいです。
原田ひ香作品の魅力【11冊読んだ個人的感想】

原田ひ香さんの作品は以前から知っていて、明るい印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
ドラマのように読みやすい物語の中で、私は多様な人生や人とのつながりを感じました。
読むたびに生活のモチベーションが上がり、「今日を丁寧に生きたい」と思わせてくれるところが魅力。身近なエピソードも多く、気軽にサクサク読めるので、つい次の作品にも手を伸ばしたくなります。
読書が苦手な方でも読みやすいと思います。
原田ひ香のおすすめ作品3選【個人的に響いたランキング】

第1位 一橋桐子〈76〉の犯罪日記
貯金なし・孤独な76歳女性が「刑務所に入ること」を老後の安住先として目指す、切なくてどこかユーモラスな物語
明るいラストに向かう感じが読後感がすっきりめ。前向きになれるけど、ちょっとひやひやする場面もあり、盛りだくさんな要素が!
友人を亡くして、持っているお金も少ない桐子さん…将来に不安を抱き、いろいろなことを考えます。その状況に同情しながらも、生きていく力を持っている人!桐子さんは誠実で素直、そして行動力がある。素敵な人柄でした。
文句を言わずに丁寧に過ごしていきたい。人に頼ることの大切さを実感し、それさえできれば何とかなりそうだなと思った。
- 「痛みは一人で受け止めるしかないんですよ。誰も肩代わりできない」
- 「一人で生きていくのって大変よね」
→人とのつながりを大切にしたいときに。前向きになりたいときに
第2位 口福のレシピ
歴史と現代が交互に描かれ、食を通じて人と人がつながっていく、ライトで温かい連作短編集
歴史と現代がつながっている構成が面白かった!ライトに読めるのに、歴史を感じられました。
おいしそうなメニューがたくさん出てきて、料理のモチベーションが上がる!
シュークリーム、バタークリームのケーキ、おこわ……どれも食べたくなる♪
何かを始める人も、それを継承して続けていく人も、どちらもすごいなと感じました。
- 「自分の生まれは変えられない」
- 「あたしは恵まれている。こんな旦那様や奥様の下で奉公できて。」
→料理をしたいときに。歴史を感じたいときに。
第3位 東京ロンダリング
離婚して帰る家をなくした女性が、事故物件に転々と住みながら自分の生き方を見つめ直す物
人とのつながりを強く感じた!登場事物の人柄が素敵でした。
人とのつながりって、良くも悪くも重要で、自分を幸せにするのもそうじゃないのもつながりの影響が大きいなと。どんな仕事も人のためになるわけだけど、自分の価値観に嘘をつかない範囲の仕事ができる生活を続けていきたいな、と思えました。
そして……定食が食べたくなります(笑)
居酒屋での経験が主人公を救ったように思いました。不倫要素には抵抗がありましたが、自分の価値観に嘘をつかない働き方について考えさせられる作品です。
→ すっきりした読後感を味わいたいときに。
原田ひ香作品7冊の感想とレビュー
DRY

離婚して地元に戻った30歳女性と近所の友人が、教育や知識の差が人生を左右することをリアルに体験する、まさかの展開がある物語
まさかの展開で、驚きました。でも、そこにはしっかりしたメッセージがある。
教育や知識の差が人生を左右することをリアルに感じました。
- 「料理と〇〇処理の親和性が高い」
→ちゃんと生きようって思える!ミステリーの空気感を味わいたいときに。
財布は踊る
1つのブランド財布が人から人へと渡るたびに、各持ち主の人生やお金にまつわるドラマが展開する連作短編集
1つのお財布をもとに、様々な人の人生ストーリーが楽しめます。
「お金」と一言にいっても、それには大きな影響があって、人生が大きく変わると実感。
知識があるかどうかで未来が変わると感じて、自分ももっと学びたいと思えたんですよね。
- 「わずかな違いで人生が変わる」
- 「金は人を変える」
→知識力アップさせたくなる!いろいろ不安だけど、何もできていないときに。
三千円の使いかた

20代〜70代の御厨家4世代の女性たちが、人生の節目とお金の使い方を通じて描かれる家族の節約ストーリー
お金の悩みはどの年代にもあって、その使い方には人生観が詰まっているんだなと感じた作品。
- 「お金や節約は幸せのためのもの」
そう信じて毎日コツコツ生活していこうと思えました。
→生活のモチベーションが上がる!家事や節約をやりたくないな~ってときに
古本食堂
神保町の古書店を引き継いだ大叔母と大学院生の姪が、本と食と人情に支えられながら自分の人生を決めていく物語
本と人のつながりが温かく、神保町に行きたくなるような読書欲が刺激されました。
愛の形はいろいろあって、正解・不正解は簡単に言えない(もしくは正解はない)。死んだら何も伝えられないから、生きているうちに言葉を届けたい。届けられる関係を作って生きたい、と感じました。
- 「人生に必要な本は向こうからやってくる」
古い本も読んでいきたいな。
→ 読書のモチベーションが上がる!人のつながりを感じたいときにも。
喫茶おじさん

早期退職・別居中の57歳男性が、都内の純喫茶を巡りながら自分の本当にやりたいことを見つけていく物語
素敵な喫茶店がたくさん!コーヒーと一緒に食べる料理やデザートがおいしそうで、外に出かけたくなります♪ドラマの脚本のようで、サクサク読みやすい。
- 「自分のために人生を生きよう」
→外に出かけたくなる!落ち着いた時間が取れていないときに!
彼女の家計簿

現代と戦時中が交互に描かれ、時代を超えた女性の自立・働き方・自由をテーマにした物語
女性の働き方・自立・自由がテーマ。今と戦時中が交互に語られる構成が面白く、口福のレシピと同じ読み応えがありました。
人の生い立ちとそのあとの人生について、じっくり考えさせられました。
- 「犠牲になっていると考えるのはやめよう」
→ しっぽり、じっくり考えたいときに。
おっぱいマンション改修争議
マンションの改修をめぐって立場の違う人々の思惑が交錯し、何かを隠しながら生きることの苦しさを描く物語
自分の保身だけじゃなくて、誰かを守るための選択だったと解釈しました。立場が違えば様々な意見が言えるけど、事実は1つ。
何かを隠して、自分のやりたいことができない人生は悲しい。できれば、正直に生きたい!と思える作品でした。
→ 人間関係や選択について考えたいときに。
※文庫版タイトルは『そのマンション、終の住処でいいですか?』
まずはこれ食べて

学生仲間が立ち上げたベンチャー企業にやってきた家政婦が、美味しい料理で社員の心をほぐしながら、予想外の真相が明かされていく物語
真相がわかったとき、ぞわっと……
いくら能力が高くても、他人を信頼できない人は、こちらも信頼しにくいな、と感じました。家政婦の筧さんのごはんはおいしそうで、ちゃんと生活したくなります♪
- 「誠実に、嘘をつかずに生きなさい。才能はあるんだから」
人柄って大切。
→ ちゃんと生活したいときに!
原田ひ香さん講演会中に考えたこと

いろんな本を読んでみよう!映画やドラマも見てみよう!
講演会に参加して、経験が増えるほど想像できる世界も広がるんだと感じました。読書はその”経験”を手軽に増やせる、大切な時間なんだとあらためて実感。
普段あまり見ない映画やドラマにも、同じように世界を広げる力があるはず。まずは月に1本、映画を観ることから始めてみたいと思います。読書も、これまで選ばなかったジャンルに少しずつ手を伸ばしていこうと思います。
図書館の魅力と“棚を俯瞰して選ぶ”という視点
本屋さんに行くと、魅力的なPOPや平積みの話題作につい心が動きます。
図書館には、本屋さんでは出会えない作品もたくさんあって、売れ筋以外の本にも手を伸ばしやすいのが魅力です。
古い本も多く、本棚全体を俯瞰して眺めていると「これ、よさそうだな」と思える一冊に出会えることがあります。そんな偶然の出会いも、大切にしていきたいです。
「思い出も福利」!
その時にしかできないことをして、思い出を作ることが大切だと話されていました。
旅行を例にされていましたが、楽しい時間はその瞬間だけでなく、あとから思い出話として何度も楽しめる——それが“思い出が福利”という考え方。将来の自分が楽しめる時間を増やすように、いろいろなことに挑戦して、経験を積んでいきたいなと思いました。
また、非日常のことだけじゃなく、日常の小さな出来事も思い出になるように、大切に過ごしていきたいです。
講演会で出会った“次の一冊”
講演会の中で、いくつか作品名が挙がりました。作者さんがどんな本を読んでいるのかって、気になりますよね。
その中で私は「欲しがりません勝つまでは/田辺聖子」を選び、講演会の帰りに有隣堂へ寄って、すぐに購入しました。
ほかにも気になる作品がいくつかあったので、順番に読んでいくつもりです。読書リストがまた一段と増えて、楽しみが広がりました。
まとめ|原田ひ香作品がくれた“前向きな気づき”

原田ひ香さんの作品を11冊読み、講演会にも参加してみて感じたのは、
物語が「生活を前向きにしてくれる力」を持っているということでした。
どの作品にも、日常の中で揺れ動く人の気持ちや、小さな選択の積み重ねが丁寧に描かれていたように感じます。
講演会で聞いた“経験を増やすこと”や“思い出も福利”という言葉も、
作品の世界と重なって、これからの自分の過ごし方を見つめ直すきっかけになりました。
図書館での偶然の出会いも、映画や新しいジャンルの本も、きっと未来の自分を豊かにしてくれる“経験”になるはず。
これからも、日常の中にある小さな幸せやつながりを大切にしながら読書を続けていきたいと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました!
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