『なにか いいこと あった?』読書感想文の書き方【夏の課題図書/小学校低学年】

夏休みの読書感想文…本を読むのが好きでもなかなか悩む夏休みの宿題ではないでしょうか…

こちらの記事では、お子さん自身が考えて、自分のことばで楽しく書くこと目指しています✨

作品のテーマ、感想文の書き方、子どもへの声かけ例、そして実際の感想文サンプルまで、 「これを読めば書ける!」という流れで紹介しています。

今回は、小学校低学年の課題図書『なにか いいこと あった?』についてまとめました。

お子さんが 自分の言葉で、楽しく書ける感想文 を目指して、ぜひ参考にしてください。

1.本の基本情報

  • タイトル: なにかいいことあった?
  • 著者: ミーシャ・アーチャー(作)/石津ちひろ(訳)
  • 出版社/出版年: BL出版/2025年
  • 課題図書の対象学年: 小学校低学年(第72回 読書感想文コンクール 2026)

2.超簡潔にわかる!『なにかいいことあった?』

何が起こるのか、物事の展開だけをまとめました!

超・簡潔に分かる!結末までに起こること

① おじいちゃんに「なにかいいことあったかい?」と聞かれ、ダニエルが公園へいいこと探しに行く

② 公園の中で、生きものたちから“いいこと”を次々に教えてもらう

③ ダニエル自身にも、“いいこと”があることに気づき、おじいちゃんに伝える

「なにかいいことあった?」と、質問を繰り返していく構成がシンプルで、読みやすい作品だと感じました♪

いろいろな動物が出てきて、テンポよく読めます。

読み聞かせにもぴったりです!

(少しざらざらした紙質も、個人的にお気に入りポイント✨)

※なんとなく、いとうひろしさんの「だいじょうぶだいじょうぶ」を思い出しました^^

将来が不安な時に/絵本「だいじょうぶ だいじょうぶ」(いとうひろし)/【不登校体験談】

3.この本のテーマになること

この本には、ダニエルが気づいた“いいこと”を通して伝わってくるテーマがいくつもあります。

ここでは、その中でも大切だと感じたポイントを紹介します。

生活の中にいいことがたくさん|日常にある幸せ

公園で見つけた“いいこと”はどれも素晴らしいもの。

それに触れたダニエルは、自分の周りにある“いいこと”にも気づくのです。

  • 身近にいいことが隠れている(探したら見つかった!)
  • 当たり前の毎日、そのものが幸せであること
  • 新しく知ることや自分の成長が生活の中に隠れていること

最近、“足るを知る”という言葉をよく目にしますが、この作品でも感じました!

“いいこと”を共有する、喜び|人とのつながり

公園で見つけたいいこと探しをおじいちゃんに報告するダニエル。その時の気持ちを想像してみると…「人とのつながり」が見えてきます。

以下のようなことを感じました^^

  • 教えてもらった“いいこと”に共感する喜び
  • それを共感できる相手がいることの喜び
  • そこから見つける、自分にとっても“いいこと”を発見できる喜び

最後にダニエルはおじいちゃんに

「おじいちゃんのいいことは?」

と、質問します。

その答えを想像するのも、楽しいですね♪

4.感想文の書き方

感想文を書くときは、次の4つの流れで書くと、自然で読みやすい文章になります。 低学年のお子さんでも取り組みやすい構成です。

ここから、4つのポイントをまとめて紹介します。

読書感想文の構成

① この本を選んだ理由

・どうしてこの本を選んだのか

・絵が好き、動物が出てくる、タイトルが気になった…など、素直な理由でOK

② 気に入った場面

・心に残ったページ

・好きだと思った理由

・どんな気持ちになったか

③ やってみたこと

・本を読んで、自分でも“いいこと探し”をしてみた

・家族や友達に「いいこと」を聞いてみた

・自分の生活の中で見つけた“いいこと”

④ まとめ

・この本を読んで気づいたこと

・これからやってみたいこと

・読んでよかったと思った理由

5.感想文を書くときの提案

自分にとっての「なにかいいこと」ってなんだろう?

まずは、子ども自身の“いいこと”を思い出すところから。
具体的な質問をすると、子どもは自然と考え始めます。

  • 「どの“いいこと”が、気に入った?」
  • 「自分にも、似たような“いいこと”ってあったかな?」
  • 「今日いちにちのなかの“いいこと”って何があった?」
  • 「最近うれしかったことって、どんなこと?」

子どもが答えたら、
「それ、いいね~!」と、盛り上げて、書く意欲をぐっと上げていきましょう!

“いいこと”を共有する、喜び|人とのつながり

自分だけでなく、ほかの人の“いいこと”を聞いてみるのもおすすめ。 「人によって感じ方が違う」という気づきが生まれ、感想文に深みが出ます。

  • 「〇〇(家族のだれか)の“いいこと”って何だと思う?聞いてきたら?」
  • 「〇〇先生は、どんな“いいこと”があるかな?」
  • 「お友だちに聞いたら、どんな答えが返ってきそう?」

この答えから、「人それぞれちがうこと」や「“いいこと”は、無限にあること」などを気付きとして、感想文にまとめることができます。

どうしたら“いいこと”が増えるかな?

最後に、未来に向けた視点を持たせると、感想文の締めが自然になります。

  • 「これから、どんな“いいこと”を見つけてみたい?」
  • 「自分で“いいこと”を増やすとしたら、何ができそう?」
  • 「明日、どんな“いいこと”があるといいなって思う?」

子どもが答えた内容は、そのまま「まとめ」の部分に使えます。 “未来につながる感想文”になるので、読んだ人にも印象が残りやすいです。

6.感想文を書いてみた!(ショートver.)

実際に書いてみました!

要素だけを入れた簡単バージョンになりますが、全体のイメージが伝わればと、思います。

感想文サポートのきっかけにしてください

「なにか いいこと あった?」感想文、書いてみた。

この本をえらんだりゆうは、どうぶつが出てくることと、えがかわいいとおもったからです。

この本は、ダニエルがこうえんでいいことを見つけに行くお話です。 さい後に、ダニエルのいいことをおじいちゃんに話します。  

わたしが一ばんすきなところは、かあさんがもが「ひなが生まれたよ」とおしえてくれるところです。 小さなひながかわいくて、わたしも見てみたいとおもいました。

わたしもいいことを見つけたくなりました。 わたしのいいことは、あさごはんにホットケーキを食べたことです。 きのう、ともだちとこうえんであそんだことも、たのしくていいことだとおもいます。

おかあさんに聞いたら、「あなたが元気でいることがいいことだよ」と言ってくれて、うれしかったです。 わたしも、おかあさんが元気だとうれしいです。

いいことをふやすために、早くねて、ごはんをたくさん食べたいです。 おんどくのしゅくだいもがんばりたいです。

これから、たくさんいいことを見つけていきたいです。

7.まとめ

日常の中にある小さな幸せに気づかせてくれる、やさしい絵本でした。
読書感想文にも、親子の読み聞かせにもおすすめの一冊です。

~第72回青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」~シリーズ更新中✨

次回は【まこちゃんとコトバロボ/村上しいこ】について、まとめます!

※記事完成したらリンクをはります

あぱち
あぱち

ここまでご覧いただきありがとうございました!

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