『宇宙でウンチ みんなの知らない宇宙トイレのひみつ』読書感想文の書き方【夏の課題図書/小学校高学年】

夏休みの読書感想文…本を読むのが好きでも、なかなか悩む夏休みの宿題ではないでしょうか。

こちらの記事では、お子さん自身が考えて、自分のことばで楽しく読書感想文を書くことを目指しています。

2026年・小学校中学年の夏の課題図書 『宇宙でウンチ みんなの知らない宇宙トイレのひみつ』(あすなろ書房)を題材に、

テーマの整理・書き方のコツ・質問例・構成の作り方・ショートサンプル までをまとめました。

『宇宙でウンチ』は、 地球では当たり前のことが、宇宙では当たり前ではない── その気づきが、感想文に必要な“考える材料”を自然に引き出してくれます。

親子で取り組める内容になっていますので、夏休みの読書感想文づくりのサポートとして、ぜひご活用ください。

(※作品を読んだあと、必要な部分をご活用ください✨)

1.本の基本情報


2.超・簡潔にわかる!『 宇宙でウンチ みんなの知らない宇宙トイレのひみつ』

宇宙でも、人は 食べる・寝る・出す を続けて生きています。 だから、宇宙にもトイレは絶対に必要。 しかし、無重力の世界では「ウンチが落ちない」「流れない」「においが広がる」など、地球では当たり前のことが当たり前にできません。

超・簡潔に分かる!この本で知れること

・宇宙でもトイレが必要であること、宇宙でのトイレの難しさ

・1998年にようやく国際宇宙ステーションに2つのトイレがうまれる

・長年に渡る研究と多くのアイディアで宇宙でウンチができるようになった

宇宙という場所で、「トイレ」という身近なテーマを通して、 宇宙開発の努力・生活を支える技術・当たり前のありがたさ を学べる一冊です。

中学年の課題図書のほかの作品の解説はこちら

『おいしいお米をつくりたい! ゆうちゃん、小学生で農家に弟子入りしました』読書感想文の書き方【夏の課題図書/小学校中学年】 『まだまだここから』読書感想文の書き方【夏の課題図書/小学校中学年】 『それからぼくはひとりで歩く』読書感想文の書き方【夏の課題図書/小学校中学年】

3.「 宇宙でウンチ 」のテーマを深掘り!読み解く3つのポイント

宇宙船、国際宇宙ステーション── 作中に登場する“宇宙での生活”は、子どもが「知らない世界」に一歩踏み出すきっかけになります。

本に出てきた気になる場面を 画像や動画で調べてみる と、 「無重力ってどうなるの?」「宇宙トイレってどんな形?」など、 イメージが広がり、感想文の深みがぐっと増します。

ここでは、感想文の土台となる 3つのテーマ を整理します。 この3つを押さえておくと、子どもが自分の言葉で考えを広げやすくなります。

宇宙での生活を守る|“安全と健康を支える”体験

宇宙でも、人は 食べる・寝る・出す を続けて生きています。

しかし、無重力の世界では、地球のようなトイレが使えません。

ウンチが落ちない、流れない── こうした問題を解決するために、長年の研究が続けられてきました。

宇宙での生活は、地球とはまったくちがう環境です。

  • 無重力でウンチが落ちない
  • 宇宙船の中はプライバシーがほとんどない
  • 1グラム増やすことで大きな費用が必要になる

こうした事実を知ると、 宇宙での生活を守ることがどれほど大変なことかがわかります。

調べ学習と組み合わせると、 子どもが「自分の目で見たような感覚」を持てるため、感想文に具体性が生まれます。

宇宙開発の歴史|“アイディアの積み重ね”に気づく学び

宇宙トイレが完成するまでには、 多くの研究者が失敗と挑戦をくり返してきました。

1998年、ようやく国際宇宙ステーションに本格的な宇宙トイレが設置されました。

それまでの長い道のりは、 「今の便利な生活は、多くの人の努力でできている」 という気づきにつながります。

  • 宇宙トイレの歴史
  • 研究者のアイディアの積み重ね
  • 身近なものにも歴史がある(冷蔵庫・お風呂・地上のトイレなど)

子どもが感想文で書きやすいのは、 自分の生活の中にも“歴史や努力の積み重ね”があることに気づくこと。

当たり前が生活を支える|“快適さは未来につながる”学び

宇宙船にはプライバシーがほとんどありません。 仕事は過酷で、生活の自由も少ない。

そんな中で、 「トイレに行ける」「寝られる」「ごはんが食べられる」という当たり前が、 どれほど大切かがわかります。

  • 快適な生活があるから研究に集中できる
  • 生活を守る技術が未来の開発につながる
  • 当たり前が支えられていることへの感謝

子どもが自分の生活に重ねて考えると、 感想文の内容が一気に深まります。

4.全体をイメージすると、感想文はスラスラ書ける|全体の構成

読書感想文を書くための原稿用紙とえんぴつ、消しゴムが机に置かれている様子。

感想文は、いきなり書き始めるよりも、まず“全体の流れ”をイメージするとスラスラ書けるようになります。

文章の順番が見えていると、書く内容が自然に決まり、迷わず書き進められます。

付箋にメモをして、構成を考えてみるのもおすすめです。

「どの順番で書くか」を決めるだけで、感想文はぐっと書きやすくなります。

私なら、以下のような順番で書いていきます。

読書感想文の構成

① この本を選んだ理由

・どうしてこの本を読もうと思ったのか

・表紙のインパクト、宇宙の生活への興味、「宇宙でトイレってどうなるの?」という素直な気持ちなど

② 印象に残った場面

  • 印象に残った説明や写真
  • その場面を選んだ理由
  • 自分がどんな気持ちになったか、なぜそう感じたのか

例:

  • 無重力でウンチが落ちないという説明
  • 国際宇宙ステーションにトイレができるまでの長い歴史
  • 宇宙船にはプライバシーがほとんどないという事実
  • 宇宙飛行士の生活がどれほど大変かがわかる場面

③ 考えたこと・やってみたこと

  • 宇宙での生活を守るために必要なことをどう感じたか
  • 「自分の生活との違い」に気づいたこと
  • 当たり前の生活がどれだけありがたいか
  • 技術や研究の積み重ねが今の生活を支えていること
  • 自分の生活や経験と重ねて気づいたこと

(あれば)読んでからやってみたこと → 宇宙トイレの仕組みを調べてみた/宇宙飛行士の生活動画を見てみた/自分の生活で「なくなったら困るもの」を考えてみた など

④ まとめ

・この本を読んで一番心に残ったこと

・これから自分がどうしたいと思ったか

・読んでよかったと思う理由

・自分の考えがどう変化したか → 当たり前の生活への感謝/技術の大切さ/宇宙への興味/など

5.「宇宙でウンチ」子どもの考えを引き出す質問例

『宇宙でウンチ みんなの知らない宇宙トイレのひみつ』は、 “宇宙での生活を守る技術” がテーマの作品です。

子どもが自分の生活や経験とつなげて考えられるように問いかけを工夫すると、 感想文の内容がぐっと深くなります。

宇宙の生活から考える|働くために何が必要?

まずは、宇宙での生活や無重力のしくみに注目し、そこからイメージを広げてみましょう。

  • 宇宙での生活に何があったら研究を頑張れそう
  • 宇宙船で安全と健康を守るために必要なもの は?
  • 宇宙にトイレがなかったらどうなる
  • 宇宙に行ってみたい

宇宙の生活を調べてみると、 「もし自分がそこに行ったら?」 と置きかえてみると、考えやすくなります。

未来へ進む力|“研究・技術・アイディアの積み重ね”を知る学び

宇宙トイレが完成するまでには、 多くの研究者が失敗と挑戦をくり返してきました。

1998年、ようやく国際宇宙ステーションに宇宙トイレが設置されました。 この歴史は、子どもが「努力の積み重ね」を考えるきっかけになります。

  • 宇宙での生活になにがあったら研究を頑張れそう
  • 宇宙船に乗る人の安全と健康を守るために必要なこと は?

「便利なものには歴史がある」 という気づきは、感想文で深い内容につながります。

当たり前は当たり前じゃない|“生活を支える技術”に気づく学び

宇宙では、地球のようにトイレが使えません。 ウンチが落ちない、準備に時間がかかる── こうした問題を解決するために、長年の研究が続けられてきました。

  • 今の生活でなくなったら困るもの上位3つ を決めるとしたら?
  • 昔の技術の歴史を調べたい(冷蔵庫・お風呂・地上のトイレなど)
  • 宇宙飛行士になるために必要なこと を知ってる?

「当たり前の生活を守ること」がどれほど大切かに気づくと、 感想文の内容が一気に深まります。

⭐質問のコツ|子どもの言葉を引き出す魔法のリアクション

子どもから言葉が出てきたら、 「それ、いいね!」 「なるほどね~!」 「それは気付かなかった!」 と、気持ちを受け止めてあげること。

とにかくたくさん言葉を引き出して、考えを深めていきます。

多少、ずれているような回答でもOKにして、じゃんじゃん言葉を増やしていくことがポイント

出てきた言葉は、どんなに小さくてもメモしておきましょう。

メモはあればあるだけ、あとで助かります。 その言葉こそが、感想文の“材料”になります。

6.感想文を書いてみた!(ショートver.)

読書感想文を書くための作文用紙とえんぴつ、消しゴムが机に置かれている様子。

実際に書いてみました!

要素だけを入れた簡単バージョンになりますが、全体のイメージが伝わればと思います。

感想文サポートのきっかけにしてください。

この本をえらんだ理由は、 「宇宙でトイレってどうなるんだろう?」と気になったからです。 今まで考えたことがありませんでした。表紙の絵もおもしろくて、読んでみたいと思いました。

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わたしが一番おどろいたことは、 宇宙でのトイレが難しいということです。 地球ではあたり前にできることが、宇宙では簡単にはできないと知って、びっくりしました。トイレを作るとしても、宇宙船の重さが1グラム増えるだけでも、大変なことと知りました。

また、国際宇宙ステーションに宇宙トイレができたのが 1998年だと読み、 「たくさんの研究があったんだ」と思いました。宇宙が地球と違う環境ということはわかりますが、宇宙に行く人間は地球にいる人と同じなので、地球と同じようにトイレに行けることや食事がとれることなどの生活が大切だということが分かりました。

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この本を読んで、わたしは あたり前の生活はあたり前じゃない と気づきました。 地球ではトイレに行けるし、ねられるし、ごはんも食べられます。

でも宇宙では、どれもむずかしいことばかりです。

また、宇宙船にはプライバシーがほとんどないと書かれていて、 宇宙飛行士の仕事がどれだけたいへんかを考えました。

わたしは、毎日ふつうに生活できることが、 とても大事なことだと思います。

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また、宇宙トイレができるまでに、 たくさんの人が研究をしたり、アイディアを出したりして、進んできたことが心にのこりました。宇宙のことだけではなく、 今の私の生活は、多くの人の努力でできていることを知りました。

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さいごに、この本を読んで、 わたしは 生活を守る技術の大切さ を学びました。 トイレやおふろ、冷蔵庫など、なくなったら困るものがたくさんあります。 これからは、あたり前の生活に感謝しながら、 身近なものの歴史にも興味を持ちたいと思いました。

宇宙での生活の大変さと、それを支える研究のすごさを知ることができました。

7.『宇宙でウンチ みんなの知らない宇宙トイレのひみつ』まとめ|

『宇宙でウンチ』は、宇宙で人間が 安全に、健康に生活するための技術が必要なことがわかります。

地球ではあたり前にできるトイレは、宇宙ではむずかしく、 宇宙トイレができるまでに、たくさんの研究とアイディアが積み重ねられてきました。

その努力を知ることで、地球での今の生活が多くの人の工夫で支えられていることに気づきます。

また、宇宙飛行士の生活の大変さや、 「当たり前の生活を守ること」がどれほど大切かを、 自分の生活と重ねて考えやすい一冊です。

あぱち
あぱち

ここまでご覧いただきありがとうございました!

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